2007年02月28日

書評:アマゾン・ドット・コムの光と影

『アマゾン・ドット・コムの光と影』
という本を読んだ。

アマゾン・ドット・コムとは
いわずとしれたネット書店。
私もよくお世話になっている。
というかこのブログも
アマゾンへのリンクが
随所にはられていたり。
右の画像クリックしても
実はアマゾンの当該ページに
飛べるようになっています。
そしてもしこのブログ通じて
アマゾンに注文があったら
私に紹介料が返ってくるという
素晴らしい仕組みになっていたり。
(→ということでいっぱい買ってね!!(笑))
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使った人は誰でも知っているだろう。
アマゾンのサイトは在庫状況の
把握がしやすく便利である。
書籍を検索してみるとすぐに
何日で手に入るかがわかる。
1500円以上購入すれば
送料も無料になる。

だがこのベンリなサービスの裏側には
一体どんな仕組みがあるのか
それがずっとずっと気になっていた。
その「裏側」に迫れそうな書物
ということで購入した。
発行されたのが2年前だから
ちょっと古いけれど安価だったので
まぁよしとした。

著者がアマゾンのアルバイトという形で
取材を全く拒否する秘密主義の会社に
潜入ルポを繰り広げる。
自給900円のアルバイトを扱き使って
膨大な書架から注文された書籍を
選びとっていく作業。
ノルマとして課せられた1分3冊
という数字は実に過酷だったろう。
私たちがアマゾンを通じて買い物をするとき
倉庫内では今日もせっせと働く
アルバイトの姿があるわけである。

著者はアルバイトが酷使されていく中で
格差社会が到来しつつあることを実感する。
アマゾンの分析については
(その秘密主義的体質ゆえに
取材がままならなかったことは考慮するが)
やや物足りなさが残るとはいえ
この問題点については私も共感する。

国際社会での競争が激しくなり
企業がそれに耐える力を獲得する中で
人件費の削減は最大のテーマである。
となると単純労働をいかに安くあげるか
そしてその単純労働を少ないエリートで
どうやって統括していくかが
企業にはとわれていくことになろう。

私はそういったことを
この著作を通じて改めて感じた。
文章も読み易くかかれているので
あっという間に読了してしまった。
☆5つとはいかないまでも
3.5~4ぐらいかなと思う。
興味のある方は一読をどうぞ。



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